寝台列車は人気低迷により、廃止となる路線が増えていきます。2008年3月15日のダイヤ改正により、ブルートレイン「なは」「あかつき」「銀河」の廃止が決まりました。
寝台列車は、夕方から夜に始発駅を出発し、夜の間に移動し、翌朝から昼にかけて目的地に到着する夜行列車で、寝台車を連結しています。
寝台列車の車両の色が青を基調としたものが多かったこともあり、ブルートレインと呼ばれていました。略して、ブルトレとも言われていました。
寝台列車、ブルートレインは、新幹線や航空機などの高速の交通機関の出現や、高速道路網の整備・拡大に伴い、廃止になったり、運行本数を減らす方向に進んでいます。
また、寝台料金が一般のホテル料金に比べて高額であることも、敬遠される要因になっています。例えば、開放式2段式B寝台が6,300円、開放式A寝台は10,500円にもなり、更に乗車券、特急(急行)料金まで必要になります。
夜間に移動する深夜バスが登場すると、その運賃の安さから、ますます寝台列車離れが起きました。
2007年12月にJR各社は2008年3月15日のダイヤ改正で、寝台列車、ブルートレイン「なは」「あかつき」「銀河」の廃止と「北斗星」「日本海」の減便を発表し、ますますその数は減っていくことになりました。
現在運行されている寝台列車は、京都駅〜長崎駅間の特急「あかつき」(京都駅〜鳥栖駅間「なは」と併結運転)、上野駅〜青森駅間の特急「あけぼの」、大阪駅〜札幌駅間の特急「トワイライトエクスプレス」、京都駅〜熊本駅間の特急「なは」(京都駅〜鳥栖駅間「あかつき」と併結運転)、大阪駅〜青森駅間の特急「日本海」、東京駅〜熊本駅間の特急「はやぶさ」(東京駅〜門司駅間「富士」と併結運転)、上野駅〜札幌駅間の特急「北斗星」、上野駅〜金沢駅間の特急「北陸」、東京駅〜大分駅間の特急「富士」(東京駅〜門司駅間「はやぶさ」と併結運転)、上野駅〜札幌駅間の特急「カシオペア」、東京駅〜大阪駅間の急行「銀河」、臨時列車で上野駅〜札幌駅間の特急「エルム」になります。
これまでに廃止になった寝台列車は数多く、廃止理由はやはり利用者減少による路線が圧倒的に多いようです。
単なる夜間の移動手段としての寝台列車は人気が低迷し、廃止に追い込まれる路線は増える一方です。
その一方、上野〜札幌間の「カシオペア」や大阪〜札幌間の「トワイライトエクスプレス」のように、個室寝台で食堂車ではディナーが提供される豪華な設備を誇る寝台列車は非常に人気が高く、なかなか予約を取ることも難しいようです。
これらは単なる移動手段ではなく、鉄道旅行を楽しむことが出来るリゾート列車として、これまでの寝台列車とは大きく違っています。
カシオペアには、部屋のタイプとしてスイート(展望室タイプとメゾネットタイプ)、デラックス、ペアツイン、コンパートがあり、それぞれホテルのような機能性と快適さを備えています。各室洗面台・トイレが備え付けられおり、スイートにはシャワールームも付いています。また、TVやBGM装置、その他様々なアメニティも備え付けられています。
下りは上野駅を16:20に出発し、札幌駅には翌日8:54に到着します。上りは札幌駅を16:12に出発し、翌日9:24に到着します。
のんびりと鉄道旅行を楽しむには、最高の寝台列車でしょう。